商品について
ワイヤレススピーカーの概念を変える
テクノロジーとデザインの両面で挑戦した意欲作
■卓越したクラフトマンシップ
スピーカーのトップは、パールブラストとアルマイト加工が施された精巧なアルミニウム製のディスクを採用しています。ディスク部をタップし再生/一時停止、ラウンドさせることで音量UP/DOWN等の操作ができます。指先の感覚で操作できる新しいデザインコンセプトにきっと魅了されることでしょう。
■True360°BANG & OLUFSEN Signature Sound
スピーカーを中心に、360度全方向にわたって部屋の隅々まで音楽で満たすパワフルなTrue360°BANG & OLUFSENサウンドテクノロジーを搭載しています。Beoplayアプリを使えば、スピーカーの設置場所にあわせてサウンドを最適化する機能も付いているので、お部屋のどこに置いても臨場感あふれるサウンドをお楽しみいただけます。
■インテリアに調和する美しいデザイン
フロントカバーに使われているファブリックは、ヨーロッパのテキスタイルデザインを率いるKvadrat社(クヴァドラ)とのコラボレーションによるものです。特別に開発された織布が淀みなく音を通過させ、マルチカラーを織り合わせた繊細なデザインは、ニュアンス溢れる美に満ちています。「Beoplay M5」は、B&O PLAYから登場した全指向性ワイヤレススピーカー。コンパクトでカワイイのに、先進的な機能性や音質的な実力もしっかり備えている。
充実したインターフェイスにより、独立したBluetoothスピーカーとしてや、Wi-Fi/有線LANネットワークを利用する多機能スピーカーとして使える。さらにGoogle Cast対応で、アプリ「Google Home」を利用して、Wi-Fi/有線LAN経由でスマホからの音声ストリーミングに対応する。
早速試聴を開始した。まずは単体Bluetoothスピーカーとして利用する。NFCには非対応だが、常にペアリング可能な状態になっているのでスムーズにペアリングできる。
人気ミュージカル映画のハイレゾ楽曲「ラ・ラ・ランド (44.1kHz/24bit FLAC)」を再生。大きさからは想像もつかない、地を這うような迫力の重低音に圧倒される。合計5基のユニットと、それを駆動するアンプ30~40Wクラスが合計4基も搭載されており、小型Bluetoothスピーカーとは一味違う本格的な再生音だ。
また、小型ボディながら周波数特性は37Hz~22kHzまでの広帯域を確保している点も注目だ。天板を動かすと音量調整や再生/一時停止の操作ができるため、ちょっとした操作などでスマホを持たなくて良いのは快適だった。
Google Castを利用してスマホ内の音源をWi-Fi経由で試聴する。映画音楽をオーケストラで再現した「ハンス・ジマー『ザ・クラシックス』」を聴く。とにかく低域の再現性が良いので、重厚なオーケストラとの相性は予想以上に良好だ。中低域がしっかりすると音楽の印象がまるで変わってくる。この辺りは小型スピーカーとは隔世の感がある。また外装を囲むファブリックは音を通過させるように開発されており音色もクリア。聞き慣れた映画のサントラを情緒感豊かに再生してくれることに嬉しくなってしまった。
スタイリッシュなボディ内に強力なスピーカーとアンプを内蔵し、生活空間に潤いのある音楽を満たしてくれる。ワイヤレススピーカーというと、手軽なBluetoothスピーカーも視野に入るが、ちょっと奮発してこのデザインと素晴らしい音を生活空間に入れてみたらいかがだろうか?きっとワンクラス上の上質で幸せなライフスタイルが実現すると思う。
文:土方久明
※AV/オーディオ/ガジェット情報サイト「PHILE WEB」所収記事を短くまとめたものです。